日々のあいさつや友人との情報共有、ひいては業務上の連絡まで、今やSNSは現代人の誰にも欠かせないツールです。特に女性にとっては生活の一部として本当になくてはならないモノなのではないでしょうか。

男性にとってはほとんどただの連絡ツールとして使われるLineやメールですが、女性にとってはそれだけでなく、大切な人とのつながりを確認する、いわば命綱のような存在。

だから可愛い絵文字やスタンプで気持ちをたくさん使って豊かな感情を表現するのに余念がありません。

まして女性の脳はステレオタイプですから何か他の事をしながらでもLineを送ることができてしまいます。

女性は、『テレビを見ながらマニュキュアを塗りつつ、複数の友達を相手にメッセージを送る』なんてことはいとも簡単にこなしているはずです。

そんな女性と男性のSNSへの考え方の違いから誤解が生まれる事もしばしばあるようです。

そもそも 男性にとってSNSは業務連絡や「今伝えなくてはならない要件を伝える手段」ですから内容も事務的で簡潔なものになりがちです。まして雑談力やコミュニケーション力は女性に比べて劣りますからわざわざSNSを使ってまで「気持ちを伝える」などということはあまり考えません。

ところが、女性はそうではないのです。

SNSは女性にとって、大好きな友人や家族との絆であり、彼氏はもちろん、まだ彼氏とは言えないけれど、友達以上になりたい大好きな人とつながる赤い糸くらいの思いまであるのです。

だから、その大好きな人とのアドレスやアカウントの交換ができると飛び上がるほど喜びます。ずっとつながって感動を共有したくて、毎日でもメッセージを送りたいし、すぐに返信が欲しいと思ってしまいます。

「今何してる？」から始まり、ツイッターのトレンドWordの話題や、Instagramで見つけた素敵なお店の話など、キラキラの絵文字とともに送ってしまいます。これが女性同士なら会話が成立してしまうのですが、男性からすると『今知る必要のない無駄な情報』ですから返事の言葉に迷います。なかなか返信できないことも大いにあるでしょう。

そんな時、男性は“繋がりたい”という女性の気持ちを理解してあげてください。SNSは女性にとってはただの連絡ツールではなくて心を寄り添わせる赤い糸です。憎からず思っている相手なら「後で返信するね」と一言を。