外出を控えたいこのコロナ禍、「出会って初めてのデートは車中に居られるドライブ」なんていうカップルも多いのではないでしょうか？

ドライブデートをするにあたり、多くの場合、女性は助手席に座ることになると思いますが、その際に女性にぜひ実践してほしいことがあります。それは「道を譲ってくれた車のドライバーに対して会釈をする」ということ。

自分でも自動車免許を持っていて頻繁に車に乗って出かける女性にとっては当たり前のことに思うかもしれません。逆に、車の運転をしたことのない人は「なぜそんなことが？」と思うかもしれませんが、この助手席からの会釈、実は運転している男性にとってはとても嬉しいことなのです。

車の運転は常に周りに注意を払い続け、交通ルールに従うのはもちろんですが、運転者の顔の見えない周囲の車の動きも見ながら判断の連続です。車一台がやっと通れるような狭い路地などでは対向車のドライバーと意思の疎通を図らなければなりません。自分が行くのか停まるのか、上り下りなどで優先が決まっている道ならば優先する方が先に行けばいいのですが、そうでない場合は譲り合いの精神が必要です。そして、もしも道を譲ってもらったならば、ドライバーは片手をあげる仕草や軽い会釈をして相手ドライバーに感謝の気持ちを伝えることがよくあります。そういう時に助手席に座っている女性が“ニッコリ”とお辞儀をしてくれたら、譲ったドライバーの方も気持ちがいいものです。これが逆にそっぽを向いたまま『我関せず』といった風だと、運転しているわけじゃないのだからそれが当たり前だとしても印象はよくはありません。

こんな些細な事ですが、車の運転をする男性はその何気ない振る舞い一つに気遣いや優しさを感じます。そのお辞儀は相手ドライバーに向けてのものですが、運転している男性にとっては「自分と同じ立場に立って物事に対峙してくれる心強さ」さえ感じるのです。

そしてその可愛らしい“ニッコリお辞儀”ができる彼女を助手席に乗せているということが男性は鼻が高いのです。こんなカンタンなことで彼も周りも気分が良くなるのですから、助手席に座る女性はぜひ、意識してやってみて下さい。