インターネットのサービスも含め、結婚紹介所やお見合いパーティーなど、結婚を希望する人たちがお相手を探すためのサービスを総称して『婚活サービス』と言います。15年ほど前は『婚活サービス』というと「自分で結婚相手が見つけられない人が利用するもの」という、どちらかというとマイナスなイメージがありました。本当にまじめに結婚相手を探していても、こういったサービスに足を踏み入れるのは恥ずかしい、という意見も多かったのです。
ところが令和の現代、理想的な結婚を望む多くの人がこの婚活サービスを利用するようになりました。しかも「恥ずかしい」などという思いもなく、明るく楽しくオープンにパーティーやイベントに参加して、そして理想のお相手を見つけて幸せな結婚に進んでいっています。
ほんの十数年の間に、婚活の場で何が変わったのでしょうか？

背景にあるものの一番大きな変化は、やはりインターネットの普及と言えそうです。インターネットサービスを誰もが気軽に使えるようになったことで、出会いの場やチャンスはぐっと広がり、婚活は「限られた人の中から折り合いをつけていくもの」ではなく、「自分の理想を掲げ希望をもって広い世界に一番いい人を探しに行くもの」になったのです。