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「ゲイン・ロス効果」を使って好きにさせる

ゲイン・ロス効果という言葉をきいたことがあるでしょうか?心理学で使われるこの言葉は、マイナスの印象からプラスの印象、またはその逆に変化する度合いが大きいほど、相手に与える影響が大きくなる心理効果のことを言います。簡単に言ってしまうと「ギャップ萌え」のことです。
ちょっと詳しくお話しするなら、このゲイン・ロス効果はゲイン効果とロス効果に分けられ、ゲインとは「取得する」ことを意味します。ゲイン効果とは、初めにネガティブな部分を見せ後からポジティブな面を見せることで、プラスの印象を与えられる効果です。この効果をつかうと、より深くより肯定的なイメージを周囲に与えることができます。
例えばテレビドラマなどで普段は頼りない印象の3枚目キャラが、大事な場面では急にガラッと見た目も内面も別人のように変わり、悪役をばっさばっさとやっつける、なんてお決まりのパターン、これもゲイン効果を上手に使った演出です。こんな場面では二枚目キャラの存在がかすむほどその三枚目キャラが素敵に見えて、まさに「萌え」てしまうのです。

もしもこの効果を日常生活、こと恋愛に生かすように使うのだとしたら、こんな風に使うといいでしょう。
あなたが男性なのだとしたら、普段は自分の得意な知識やスキルはひけらかさずに『あまりイケてない男』のふりをしていましょう。でも、いざ意中の彼女が困っているときや、助けを求めてきたときにはその得意分野を大いに生かして彼女を救ってあげましょう。頼もしさもさることながらいつもとのそのギャップに彼女は一瞬で恋してしまうかもしれません。