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恋をするための心の準備Part4

前回「恋をするには自分の魅力も知ることが大事」というお話をしましたが、今回からはご自分がどんな魅力を持っているのかを考えていきます。

コミュニケーションタイプで大別すると人は5つのタイプに分けられる、とお話しましたが、はっきりそのタイプに分かれる、ということではなくそのタイプの特徴や強みの要素を多く持っている、またはそのほかの要素が少ない、という意味にとらえてください。

また同じ人でも日によって、時期によって、年齢や環境によってだんだんタイプは変わってきます。

人間の心や精神はカラーパレットのようにはっきりとした色がきっちり分かれて存在しているわけではありませんから、グラデーションのようにお隣の要素がまじりあっている、というイメージで考えるといいですね。

それでは1つ目の『親分タイプ』の特徴と魅力からお話します。
このタイプの人は、計算高く一見強面で近寄りがたい雰囲気があり、話していても断言することや命令口調が多いのが特徴。

もしも以上のようなことであなたが指摘されたことがあるなら、あなたは立派に『親分タイプ』の要素を持っています。こういう人は周りにともすると敬遠されがちですが、ひとたびこの特徴の使い方を変えれば、とても魅力的な人になるのです。
もともと親分肌ですから面倒見がよく、仲間や周囲を元気づけ勇気づけるパワーがあります。

頭の回転が速いので即断即決で問題を解決し、物事を推進する力があり、話をまとめて整理することも得意です。
――どうでしょうか、こんな人が職場や自分の近くに居たら頼もしいと思いませんか?

2つ目の『お人よしタイプ』の特徴は、のんびりしていて話のテンポもゆっくり。

物事をきっぱり決めることが苦手なので相手に「何を言いたいのかわからない」と言われたりします。そのくせ世話好きでお節介。
そんな人の特徴を反対側から見ると、穏やかで人の気持ちを汲み取ることがうまく、共感力があって人当たりのいい優しい人です。親切心も旺盛なのでこういう人がいてくれたらなんだか安心しますね。

こんな風に、同じ特徴でもその特徴をどのように使うかでそれが欠点にも魅力にもなりうるのです。

今回は「親分」と「お人よし」の特徴と魅力についてお話しましたが、次回はその他の3つのタイプについてお話します。