人の幸、不幸はすべて“出会い”から始まるそうです。
人との出会いももちろんですが、仕事や出来事との出会いもそのきっかけになります。それがいつも幸せな出会いばかりならばいいのですが、そうではない場合も当然あるわけです。

自分自身が不幸な出来事に見舞われたら、それはそれで大変なことです。ですがもっと辛いのが、大切な人が困難な状況に陥ってしまった時。実際にその人のそばに行って、物質面、金銭面、心の部分でもあれこれと助けて上げられればまだいいのですが、何も手だしができないというときは本当に苦しいものです。自分のことではないのに心配のあまり食事ものどを通らず夜も眠れない、そうしているうちに体調まで崩してしまいそうです。
でも、そんなときは冷静によく考えてみてください。
困難に立ち向かっている大切な人はそれこそ心も体も疲弊してしまっているのです。いよいよどうにも立ち行かなくなってしまったとき、もしかしたらあなたを頼って連絡をしてくるかもしれません。
そうなったときこそ、救ってあげられるのはあなたなのです。
だから、あなたは元気でいることです。できるだけ笑顔でいることです。
可能な限り、自分は余裕をもって幸せでいる事。よく寝て、必要な栄養はしっかり取って、できるだけはつらつと過ごしているべきです。一緒になって無理やり苦しむことはないのです。
どん底にいる人を助けてあげられるのは、同じどん底にいる人ではありませんよ。