愛とは“想いを込めて行動すること”
2020.9.19
もしもあなたに大好きな人がいて、あなたが本当にその人のことを大切に想っているなら、自分への見返りを求めるのではなく、その人が満たされることを考えることです。
とりあえず「好きだ」と言っておけば相手は『ああ、あなたは私の事が好きなのね』という客観的事実として“知って”はくれますが、その想いが伝わるかどうかは別の話。念じていれば相手が理解してくれるかと言ったらそうではありません。
あなたの想いをしっかり届けたいのならば、あなたがその人に何ができるのか、あなたの想いを受け入れることで、その人がどんな恩恵を受け取ることができるのか。それを言葉で伝えましょう。
お相手にしてみれば、自分にとって何某かの恩恵があると思えばあなたの言葉に興味も沸くでしょう。
それからあとは行動あるのみです。言葉で伝えたことを行動で示していく。愛とは行動すること。
言葉だけではなく行動することであなたの愛に説得力が生まれます。
恋人になりたい人にだけではありません。職場の人間関係、友人、家族。どんな人でも同じこと。あれこれ言うだけでは伝わりませんが、行動で示せば気持ちはダイレクトに伝わります。逆に、行動で示せないなら何を言っても伝わらないのです。
その人のために、何か特別なことをしなくてはならないわけではありません。
簡単なことでいいのです。あなたができることの中で、その人の力になれることを実践する。その人の心が満たされることに力を注ぐことです。
LINEやメールで一言応援メッセージを送る。電話一本かけて励ます。明るく笑顔で声をかけることでもいいし、あの人が探している情報を提供してあげるなど、あなたができる範囲で、その人の力になれる、その人が喜べることを想いを込めて継続して行ってください。
そしてその時、見返りは求めないことです。
その人のことを大切に想ってのその行動は自分のためじゃなく、その人のためのはず。その人が笑顔になってくれること、その人の心が満たされること、それで十分なはずです。
ただその人のためを本当に思うから、その人が喜ぶことを喜んで出来る。期待という執着を手放して、とにかく行動で示してください。行動で示せるからこそ、伝わるし、わかってもらえる。
愛は行動したときにはじめて伝わるもの。想うのも言葉にするのも大切ですが、その想いや言葉が大切な人に本当に伝わるのは、あなたがそれを行動で示したときだけです。
あなたもそうですよね。誰かの想いが心に突き刺さるときというのは、何を言われたかより、どんな行動をしてくれたか。
伝えたい愛があるならば、それを行動で示せば必ず伝わる。そうすることでその人との心の距離は近づくのです。