日常なかなか出会いがなかった男性が、紹介やパーティーで女性と出会い、やっと初デートまでこぎ着けた。
そんな状況で多くの男性が、デートのプランもデート中に話す内容も考えていないことに驚きます。楽しみなはずのデート。それに対する計画や戦略はないのでしょうか。これでは残念なことに、せっかく掴んだチャンスを棒に振ってしまいます。

こんな話がありました。
出会った女性とデートの約束をして何とか1回目のデートができた。
その日のデートを終えて次のデートに誘おうと、男性の方からメールをしたり、電話をしても女性からの返事は一切ない。
忙しくて電話に出られなかったのかなと思いつつ待ってみても一向にメール1つ返ってこない。三日たっても１週間たっても返事の気配すらない・・・。
お気づきですか？女性はその男性との二度目のデートを望んでいないのです。それどころか、その男性を避けるようにさえなってしまいました。
一体どんなデートをしてきたのでしょうか？

そういう男性に話を聞いてみると「待ち合わせして、食事して、水族館に行って、ショッピングに付き合ってきました」などと答えます。その行先やコース自体は普通ですが問題なのはその中身。
とりわけデート中に話す会話のお題はとても大切です。
待ち合わせしてすぐ、はじめのうちは緊張もあるので、食事でもしながら　好きな食べ物、趣味や仕事の話、休日の過ごし方、学生時代にしていた部活、家族やペットの話などの“当たり障りのない話”でもいいでしょう。
ですが、こんな誰にでも話せるような話は食事の時だけにして、少し彼女が打ち解けてきたらもっと核心を突いた話をしなくてはいけません。

デート中に女性と話すべきこと、それはその彼女自身についての話です。男性はその女性に“貴女に興味を持っている”という事を態度で伝える必要があるのです。
目の前の彼女が子供の頃の嬉しかった出来事や悲しかったこと、大切にしているものや大嫌いなもの。そういう女性の個人的、感情的な部分の話を振って、彼女の話に耳を傾けてください。もしも女性が言葉に詰まる様子がないなら率直に「どんな男性がタイプなの？」と聞いてみたり過去の恋愛の話を聞いてみてもいいでしょう。
男性の多くは、女性の過去の出来事など聴いてはいけないものだと思っていますが、そんなことはなく、むしろ付き合う前のデート中に過去の恋愛の話をきいて今まで付き合った男性のタイプや、どんなお付き合いを理想としているのかをさりげなく探っておくのは大事です。その女性の恋愛観を知るということです。
そんな自分自身の内面の話など普通は男性にはしないので、そういう話をする相手を女性は『この人は特別な存在』と思い込むようになるのです。

せっかく二人きりになれるデートにもかかわらず、当たり障りのない話だけで自分に興味があるのか無いのか、好きなのか嫌いなのかわからない男性など、女性の目には魅力的に映りません。