すべてを知る必要はないのでは?
2019.12.31
誰かを好きになると、その人の事を知りたくなります。それは男性でも女性でも同じですが、
特に女性は興味を持った男性の一から十まですべて知りたいと思ってしまうことが多いようです。
誰かの素敵な一部分に魅力を感じて、
そのほかの側面も知りたくなるのは人として当たり前の事かもしれませんが、
そのお相手の『“すべて”を知る必要はない』と心得ておいた方がいいかもしれません。
考えてもみてください。人は多面的な生き物です。いい面もあれば必ず悪い面もあるのです。
どんなに聖人に見える人でも、利己的で傲慢な一面もあるかもしれません。
いつも明るく元気で誰にでも優しい優等生でも
人に言えない過去や、触れられたくない心の傷もあるかもしれません。
また、その傷を癒す手立てをその人なりに見つけてひそかに実践しているかもしれません。
そういった側面は人に知られたくないもの。内緒にしていたいのです。
あなたが好意を抱くその男性も内緒にしたいことがあるのではないでしょうか?
そもそも男性は女性の前では『カッコいい男』でいたいと思っています。
それが自分に好意を持っている女性ならば尚更、弱い面や情けない姿は見せたくないと思うのが常です。
自分の中で劣等感を持っている部分などについては話題にされることさえ嫌なもの。
女性はそれを根掘り葉掘り聞きだそうとしてはいけません。
たとえ女性側がそれをすべて受け入れる覚悟があったとしても、
男性がそれを打ちあける勇気が持てるまで待ってあげる事が優しさではないでしょうか?
2人の間に本当の信頼関係が築けたときに、徐々に話してくれるかもしれません。
それまではスマホの覗き見は厳禁ですよ。