一般的には、女性は男性よりも骨格や体力、腕力などの面や経済的にも弱い立場でいるので、男性に守ってもらうために本能的に「愛されたい」と願うものです。ですが生物学的に見たら女性の方が男性より強い存在だということにお気づきですか？これは専門の研究からも明らかな事実。女性の方が寿命も長いし、飢えや病気や怪我にも強く、逆境や苦難を乗り越える精神も女性のほうが強いのだそうです。

こんな話があります。「世の中の経済が豊かで庶民の生活も十分に潤っているようなときは細身で華やかな女性に人気が出て、経済が冷え込み懐具合が寂しくなると、ふくよかでおっとりとした女性がモテる。」
実際にバブル期の日本ではボディコンワンレンという代名詞とともに派手で強気な女性がモテましたがバブルが崩壊すると色白でいつもニコニコした可愛らしい女優さんがもてはやされました。
男性は十分なお金や権力を持っていると気力も体力も充実して“無理めの女”でも何とかモノにしようと“狩り”をするものですが、それがなくなると途端に意気消沈、がっくり肩を落として小さくなってしまうのです。そんな時、女性がしてあげられることは何だと思いますか？男性に代わってバリバリ働いて稼ぐ？叱咤激励して男性のお尻を叩いて働かせる？どちらもいい考えかもしれません。しかし、どんな励ましや手助けより一番男性の心に響くのは「信じて待つ」ことなのだそうです。

元気のなくなった男性に取って代わって稼いでしまえば男性はますます萎縮して何もできなくなってしまいます。現代の仕事のできる女性はついそうしてしまいがちですが、それでは男性の本領は発揮できなくなります。たとえ頼りなく見えても、情けなくつぶれても、それでも彼を信じて待つ。どんな苦境に立たされていても「あなたはできる人」と信じてほしいものなのです。男性は女性からの信頼を受け取るとき、大きな力を発揮できるのです。