前回、生活動線とは一体何なのか、住みやすさにどう影響するのか、そして家事をする上でどういった動線を意識すればいいのかをご紹介しました。今回も引き続き、動線についてのアイディアをご紹介しようと思います。

◆リビング内の階段
実は、階段と生活動線はかなり関係が深く、階段をどこに配置するかによって住む人の生活動線は大きく左右されます。

そんな階段ですが、最近リビングに設置した階段が人気になっているようです。

デザイン性に優れた階段をリビングに設置することで部屋のアクセントになるだけでなく、家族みんなが集まるリビングを通らなければ２階の部屋に上がれないので、自然と家族内の会話が増えるという効果も期待できます。

ただ、階段下のスペースがデッドスペースにならないように注意が必要です。

階段の板を利用しておしゃれな棚にしたり、階段下に机を設置して勉強や作業ができるようにしたりすると有効活用できるでしょう。

いかがでしたか？
玄関から入ってすぐの場所に階段があるスタイルが一般的ですが、それだと家族に会うことなく２階の部屋に上がることができてしまうので会話の機会が減ってしまいます。

大きなアクセントのある、会話が多い素敵なリビングルームに憧れる方がいらっしゃったら、ぜひリビング内の階段をご検討ください。